日本の文化や美味しい記憶を子どもたちに伝えて行きたいです。
2013-09-01


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伊勢原では、大山信仰、日向薬師を代表する建築などの文化遺産がありますが、日々の生活の中にある庶民の文化も継承して行きたいと感じています。

 食文化では大げさですがそれぞれの家庭(地域)にあったお袋の味、その家に伝わってきた子供のしつけ方などが伝わりにくい世の中になってきました。

 伝えられる人が、伝えて行くことが大切です。うるさいおばさんと言われるかもしれませんが、私が教わってきたものは少しでも伝えて行きたいと思います。

 今日は、愛川町の八木さんのお宅へ伺い、酒まんじゅうを戴きました。

 この酒まんじゅうは、八木さんがお母様より教わったもので、ご飯と麹を混ぜて発酵させ酒種を作り、地粉をまぜて皮にします。餡は、国産小豆を炊いて作ったもので、甘さがほどよく大変おいしいおまんじゅうでした。
 酒まんじゅうは、酒種にその家々に代々伝わった味があり、それが文化なんですね。

 酒まんじゅうは昔からのおやつで、お盆や地域のお祭りのおもてなし料理でした。40〜50個ほど作り、集まった親戚にお土産に持たせたそうです。

 それが、子供の頃に食べた「味の記憶」になり、大人になっても食べたいと思うのです。

 地元や親を大切にしたいと思う気持ちは、「美味しい記憶」からくるのでしょう。

 親から子へ伝わるって、いいですね! (T_T) 感動!
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